2006WEM in 大潟 参戦記


2006年5月4日〜5日に、大潟村ソーラースポーツラインでワールドエコノムーブが開催されました。
今回で3回目の出場となり、そろそろ上位チームの仲間入りをしたいところです。
さて、今年はどうなりますやら。レポートの始まり始まり〜。


5月3日 会場入り


今年のマシンはこんな感じです。まだカラーリング
されてません。
レンタルしたトラックにマシンやら機材やらテント
やらを積み込みます。
会場到着。天気もよくテストラン日和だすな〜。
テストランを待つ颯。しかし、バッテリを結線した
所、突然配線が炎上。
バッテリでのテストランは中止となり、FCのみの
テストランとなりました。



5月4日 車検、公式練習


昨日炎上した配線を一晩かけて修復して、なん
とか復活。


まーちゃん、余裕こいてる場合でねぇどっ!!
毎度のことなんですが、後方視界について釘を
刺されてしまいました。    

ほかのチームはどのような対策をされているの
か気になります。

それでも、無事車検は通過することが出来ました。
FC部門予選スタート直前。今年の結果はどうな
るか気になります。
無事スタートを切れました。
順調に走行した結果、41周で5位でした。
そしてPBバッテリ部門に移ります。
がっ、この後またもや配線が炎上。とにかく応急
処置をして、30分後にスタート。
とりあえず、なにごともなく走ってくれてます。
そして走行終了。

結果は9周して54.4kmと、30分遅れでスター
トしながらも去年のチーム記録を塗り替えること
に成功しました。
レース終了後、深夜2時までかかって配線を補修
しました。

あとから分かったのですが、私たちのキャパシタに
は充放電を制御する回路が付いてまして、それが
破損したことによって大電流が流れて回路が燃え
た、ということが判明しました。



5月5日 本戦


実は、本戦の写真がまったく残っていません。理由は雨の中のレースで半ばパニックになっていたからです。

当日の朝からマシンの防水対策を施し、万全を期してFC部門に出走。
レース中、前方の視界不良でフロントスクリーンを取り去ったり何回もウィンドウを拭いたりしました。

しかし、ドライバーの防水防寒対策が不完全で、レース終了後に意識不明になり担ぎ出されました。
文字通りサバイバルレースを経験しました。

そんな過酷な状態でしたが、30周して33kmを走りぬき5位という結果を収めました。


PB部門はスタートに接触を起こしてヒューズを飛ばし、多少のロスがあったものの順調に走行。
雨も上がり視界、路面状態ともに概ね良好となりました。
しかし3周目の折り返し付近でスローパンク。残念ながら走行終了となってしまいました。





  


以上で、2006WEM in 大潟のレポートは終了です。   
今回は課題が残るレースとなってしまいました。
まずは配線が燃えたこと。これは明らかに事前のチェックを怠っていたことが原因です。
そして雨の中のレース。経験がなかったとはいえ、ある程度のことは予測して行動すべきだったということです。


結局マシンの性能を100%引き出すことが出来ないまま、レースが終了してしまいました。
こんな悔しいことはありません。来年こそはよいレースにすべく、悪かったところを改善していきたいと思います。

最後に、ご指導してくださった先生方、遠いところわざわざ応援に来てくださったOBの先輩方、
そしてご父兄の皆様方、ありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします。




活動記録へ戻る
トップへ戻る