授 業 科 目 | 必・選 | 学 年 | 学科(組) | 担 当 教 員 | 単位数 | 授 業 時 間 | 自学自習時間 |
| | | | 専 攻 | | | | | | | | |
ものづくり実習 | 必修 | 1年 | B | 恒松 良純 | 2 | 通年週2時間 |
Machine practice | 井上 誠 | (合計60時間) |
| 長谷川裕修 |
[教 材](前期)教 科 書:自製プリント |
補助教科書:機械実習 上,中,下(実教出版) |
(後期)補助教科書:「コンパクト設計資料集成」日本建築学会編 丸善 |
「新・建築図面の表現」建築設計研究会 技法堂出版 |
そ の 他:自製のプリント配布 |
[授業の目標と概要] |
ものづくりの基本作業,各種工作の実技修得を目的とする。 計画された工作物品が完成するまでの手順を把握し,安全な作業を修得する。 |
建築設計で用いる基本的な製図方法と図面のきまり、表現方法を修得し、図面特有の情報伝達機能を修得する。 |
[授業の進め方] |
(前期)実技実習。各テーマは3週間ずつで行ない,実物と共に工作実習報告書を提出する。 |
(後期)各課題のはじめに授業を行い、演習形式を中心に行なう。提出物が合格点に達しない場合、再提出を課すことがある。 |
[授業内容] |
授 業 項 目 | 時 間 | 内 容 |
授業ガイダンス |
(1) 安全衛生教育 | 2 | 工作実習概要と報告書のまとめ方を理解することができる。 |
(2) 工場ガイダンス | 2 | 工場で設備見学およびノギスの測定を行う。 |
(3) 旋盤作業 | 6 | 外周切削,端面切削,テーパー切削ができる。 |
コマの製作(機構と操作方法の説明) | |
(4) フライス作業 | 6 | 平面切削,エンドミルによる穴あけ加工ができる。 |
ペン立ての製作(機構と操作方法) | |
(5) 手仕上げ作業 | 6 | ヤスリ,ケガキ作業ができる。 |
ボルト,ナットの製作 | |
(6) 板金作業 | 6 | ケガキ作業,弓のこ,ヤスリ,卓上ボール盤による穴あけ作業, |
ブックエンドの製作 | | 折り曲げ作業ができる。 |
(7) まとめ | 2 | 最後に実習のまとめを行う。 |
授業ガイダンス | 1 | 授業の進め方と評価の仕方について説明する。 |
1 製図のきまりと基本的方法 |
(1) 製図用具とその使い方 | 1 | 基本的製図用具の種類と使い方がわかる。 |
(2) 製図に用いる線の種類 | 4 | 製図用の線の種類と用法がわかる。 |
2 投影図法と立体表現の基礎 |
(1) 投影図法の基礎 | 4 | 投影図法の基礎を修得できる。 |
(2) 立体表現の基礎 | 12 | 階段の投影図の作成と陰影を用いた立体表現手法を修得できる。 |
3 透視図法の基礎 | 透視図の基礎を修得できる。 |
(1) 一点透視図法の基礎 | 4 | 室内を想定した一点透視図法を修得できる。 |
(2) 二点透視図法の基礎 | 4 | 建物の外観を想定した二点透視図法を修得できる。 |
本授業のまとめと授業アンケート |
[到達目標] |
ものづくり作業と各種工作器具,工作機械を用い基本的な物づくり能力を身につけることができるようになること。 |
建築図面を表現するための道具の使い方、基礎知識と製図の基本的な表現方法ができるようになること。また、作図する上で、図面の配置レイアウトについての重要性を学ぶ。 |
[評価方法] |
(前期)課題ごとに提出する作業報告書の評点50%,実習態度30%,作品の出来映え20%の比率で評価する。全ての報告書が提出されていることが前提となる。 |
(後期)合格点は50点である。総合評価は、各課題の評価の平均を全体の80%とし、授業態度を20%として総合的に行なう。特に、レポート・課題の未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。 |
[認証評価関連科目] |
[JABEE関連科目] |
[学習上の注意] |
指導者の指示を厳守,安全衛生に留意させ必修科目であることに注意すること。また,作業内容を明確にとらえ,加工手順,完成までの状況を報告書に記載すること。 |
実習の場は全学年が共通して用いる場である。製図台をはじめ備品は丁寧に扱うこと。製図などの道具を丁寧に扱い,正確迅速,美しく作業することに努めること。 |
また,指定された提出期限は厳守すること。遅れた場合は不利を被る場合がある。 |
達成使用としている | E | 秋田高専学習 | JABEE基準 |
基本的な成果 | ・教育目標 |