ロボットの紹介


競技結果

競技は、くじ引きでスタートの順番を決め,各班3回レースを行い3回の内のベストタイムが公式記録である.
優勝は2班の川守田,奈良組.公式記録は38秒であり,3回とも38秒台をマークし,安定度の高いマシーンである.ソフトのバグに悩まされたが,コースを逸脱してもリカバリー機能を搭載した優れものであり今大会の実力者である.以下,2位は小野,打川組で,公式記録40秒である.1回目リタイヤしたにも関わらず,見事,上位入賞を果たしたことには賞賛する.唯一,機械工学科出身のペアで編成されたチームで,電子回路の制作時にはトラブル続きで大変苦労していた.第3位は富樫で,公式記録57秒である.この班は唯一の単独チームで一人でメカの制作,電子工作,プログラミングをこなしてきた.人数が奇数でありどうしてもひと班だけは一人組にならざるを得なかった.完成したのは2日前で,卒業研究やレポートの提出にだいぶ支障をきたした,といのは本人のコメントである.第4位は今野,佐藤組みで公式記録1分2秒である.このチームは一番最初にマシーンを完成させたが,色々手直しをしているうちに原因不明のトラブルに大会直前まで悩まされ,実力を発揮できずに終わってしまったようである.5位は佐々木,本間組である.このチームは残念ながら大会までに完成できなかった.したがって,公式記録は無しである.原因は電子回路にあると思われる.
今年度は2度目の大会であるが、昨年とはレギュレーションを変え,CPU(PIC)を搭載しプログラミングによる自律型ロボットを目指した.残念ながらひと班だけが完成できずに大開を迎えてしまったが,これを除けば,学生の頑張りによりマシーンがコースを完走できるまでに仕上げることができた..競技も予想以上に良い結果が得られ、学生の満足度も高かったようである。昨年同様,手探り状態のロボット製作で思った以上に時間が掛かり特別研究などにやや食い込んだ形となったが,かなり学生自身成長し,ものづくりの基本やテクニックなどを充分体得したのではないかと考えている.これを糧に卒業研究などに充分力を発揮して頂きたい.我々スタッフとしても,今回の反省をもとに,より満足度の高い設計製作にする予定である。


競技直前集合写真


第1位(奈良,川守田組)
スネオ君改めドラミちゃん
第2位(小野,打川組)
ビッグマーラー2号
第3位(富樫組)
宮ごっち1号
第4位(今野,佐藤組)
レゴキラー3号
第5位(佐々木,本間組)
有森裕子号


競技の様子




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