サッカーロボットの紹介


競技結果

 競技は、4班に分けてリーグ戦を行った.Aチームは1班(石川,石木田),2班(伊藤),Bチームは3班(尾張谷,柏谷),4班(加藤,佐沢),Cチームは5班(下田,東海林),6班(冨樫,豊島),Dチームは7班(藤本),8班(正木,村井)で2班でひとチームの構成である.先行,後攻はじゃんけんで決め,3分ハーフでトータル6試合が行われた.今年も無線のコードを予め決めていたので混線による影響はなかった.残念ながらAチームの1班(石川,石木田)組は徹夜で頑張ってくれたが,電子回路の不調によりロボットを操縦することができなかった.また,Dチームの7班(藤本)は一人でメカと電子回路を組み上げたが,本番直前マシントラブルを起こし,操縦不能に陥った.しかしながらゴールキーパーとしての役割をこなしていたようである.おおむね昨年よりマシーンの完成度は高く,サッカーらしい競技を開催することができた.
優勝は,Dチームは7班(藤本),8班(正木,村井)で7班(藤本)のマシーントラブルにもかかわらず,8班(正木,村井)のマシーンが大健闘をみせ,ハイスコアで連勝をあげた.結果は勝ち点が9点で常に安定した試合運びだった.ロボットの特徴としては前方と後方にシュート機構を備え,マシーントラブル無く安定したシュートを打てるのが強みである.2位はBチームの3班(尾張谷,柏谷),4班(加藤,佐沢)組みで,勝ち点は4点だった.3位はCチームは5班(下田,東海林),6班(冨樫,豊島)組みで勝ち点は3点だった.4位はAチームは1班(石川,石木田),2班(伊藤)組み.2班(伊藤)も一人でメカと電子回路の製作をこなし,完成にこぎ着けた.マシーンもなかなかユニークでリンク機構による重心移動のおかげでダルマのごとく転んでは起きあがれるマシーンである.
サッカーロボット大会は今年,第3回大会であった.昨年まではHブリッジを用いてモータドライバを製作したが今年はモータドライバを用いて簡略化したぶん,メカ機構に十分力が注がれたようで,各班なかなかユニークな機構を搭載したマシーンを製作して,会場の聴衆を賑わいさせていた.思惑通りロボットが仕上がった班もあれば,仕上がらなかった班もあったが,今年も学生諸君の賢明ながんばりにより無事,予定通りの日程で開催することが出来た.昨年同様,手探り状態のロボット製作で思った以上に時間が掛かり特別研究などにやや食い込んだ形となったが,物づくりをとおしてプロセスの大切さを直に学び取れたのではないかと考える.また,失敗が成長を生み,ものづくりの基本やテクニックなどを充分体得したのではないかと考えている.今後もこの頑張りを継続し,卒業研究などに充分力を発揮して頂きたい.我々スタッフとしても,今回の反省をもとに,より満足度の高い設計製作にする予定である。


競技直前集合写真


第1位Dチーム(7班 藤本)
神風
第1位Dチーム(8班 正木,村井組)
回天
第2位Bチーム(3班 尾張谷,柏谷組)
つっぱり君
第2位Bチーム(4班 加藤,佐沢組)
つっぱりさん
第3位Cチーム(5班 下田,東海林組)
ちょいのり
第3位Cチーム(6班 冨樫,豊島組)
ちょいのり
第4位Aチーム(1班 石川,石木田組)
ストネビッチ
第4位Aチーム(2班 伊藤)
クトウルー


製作および競技の様子



MOVIE (CLICK !)

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動画その3動画その4
動画その5動画その6
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