サッカーロボットの紹介


競技結果

 今年は11名の奇数人数だったので,リーグ戦と個人戦という例年と違う方式で行った.まずは,3班に分けてリーグ戦を行った.Aチームは1班(新井,石井),2班(鈴木,奈良),Bチームは3班(仁村,宮田),4班(水野,夏井),Cチームは5班(中屋,渡邊),6班(益子)で2班でひとチームの構成である.コートおよびキックオフはじゃんけんで決め,2分ハーフ,1分のインターバルでトータル3試合が行われた.
 さて,競技の結果は,1位は勝ち点4でAチームの1班(新井,石井),2班(鈴木,奈良)組である.2位は勝ち点2でCチームの5班(中屋,渡邊),6班(益子)組である.3位は勝ち点1でBチームの2班(鈴木,奈良),Bチームは3班(仁村,宮田)組である.複数台,同時進行は無線の混線による影響が少なからずあり,今後の課題である
 続いて個人戦の結果は,優勝は4班(水野,夏井)組でした.ロボット名はユニークで「天下り官僚」とネーミングを付けていたが,彼らが何を意味したかったのかは不明である.マシーン的には,回転翼のシュート機構を2機備え,ロングシュートが狙えるシュート能力の高いロボットである.第2位は3班(仁村,宮田)組である.彼らのマシーンの特徴は板を弓なりにたわませ,エネルギを蓄えてから板を解放してシュートする機構である.こちらも安定したシュート機構を持ち合わせ得点に結びつけていたようだ.3位は2班(鈴木,奈良)組で,シュート機構は,他の班とは違ったアイデアによるもので,コーナーキックも狙えるようであるが,タイミングが難しそうである.
個人戦では無線の混信もなく,各マシーンが軽快な動作をしていたようだ.団体戦では各マシーンの動きがことのほか悪かったところを見ると,無線の混信の影響であると考えられる.周波数帯域やコードは変えているのだが・・・・・.
各班なかなかユニークな機構を搭載したマシーンを製作して,会場の聴衆を賑わいさせていた.思惑通りロボットが仕上がった班もあれば,仕上がらなかった班もあったが,今年も学生諸君の賢明ながんばりにより無事,予定通りの日程で開催することが出来た.物づくりをとおしてプロセスの大切さやものづくりの難しさや楽しさを体得できたのではないかと思う.今後もこの頑張りを継続し,卒業研究などに充分力を発揮して頂きたい.我々スタッフとしても,今回の反省をもとに,より満足度の高い設計製作にする予定である。


競技直前集合写真


団体第1位Aチーム(1班 新井,石井組)
263(ニムサン)
団体第1位Aチーム,個人3位(2班 鈴木,奈良組)
心太(トコロテン)
団体第2位Cチーム(5班 中屋,渡邊組)
GLWA
団体第2位Cチーム(6班 益子組)
おぼろ豆腐
団体第3位,個人2位Bチーム(3班 仁村,宮田組)
デコポン
団体第3位,個人1位Bチーム(4班 夏井,水野組)
天下り官僚


製作および競技の様子




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