サッカーロボットの紹介


競技結果

 今年は9名の奇数人数だったので,2名3組,3名1組の計4チームでリーグ戦方式で競技を行った.1班(遠藤,大川),2班2班(後藤,小森),3班(齊藤,佐藤),4班(土田,三浦(明),三浦(直))のチーム構成である.コートおよびキックオフはじゃんけんで決め,3分ハーフ,1分のインターバルでトータル6試合が行われた.試合結果は以下の通り
リーグ戦(勝ち点3点,引き分け(PK戦)1点,負け0点)
1班2班3班4班勝点得失点順位
1班前0:後0:負前0:後0:PK0前0:後0:PK1103
2班前1:後0:勝前0:後0:負前0:後0:PK0312
3班前0:後0:PK1前0:後1:勝前1:後1:勝731
4班前0:後0:PK0前0:後0:PK0前0:後0:PK0004
 さて,競技の結果は,1位は勝ち点7で3班(佐藤,齊藤)組.2位は勝ち点3で2班(後藤,小森)組.3位は勝ち点1で1班(遠藤,大川)組である.4位は勝ち点0で4班(土田,三浦(明),三浦(直))組.今年は9名中,8名が機械工学科出身で,大会3日前でほぼ完成していたのは,電気工学科出身の遠藤がいる1班だけであった.次の日,3班がロボットを完成させ,とりあえず競技ができる形にはなった.4班は工具セットを家に持ち帰っての必死の突貫工事を行い,前日には完成の目処がたった.2班に至っては,電気出身の遠藤の力を借りながら,大会直前までロボットの製作が行われていた.大会前日に至ってはは全員,日付が変わる深夜までロボット製作が行われ,この大会に臨む,必死な思いが伝わってきた.各班の努力の結果,多少,完成度の低いロボットもあったが,全てのロボットがピッチで競技会ができ,各自できないと思っていたことが,やればできるんだという自身に繋がったのではないかと思われる.
大会を振り返り,各班なかなかユニークな機構を搭載したマシーンを製作して,会場の聴衆を賑わいさせてくれた.思惑通りロボットが仕上がった班もあれば,仕上がらなかった班もあったが,今年も学生諸君の賢明ながんばりにより無事,予定通りの日程で開催することが出来た.物づくりをとおしてプロセスの大切さやものづくりの難しさや楽しさを体得できたのではないかと思う.一歩進んでは,壁にぶち当たりながら問題をクリアして前進の繰り返しであったが,如何にして問題点をクリアするかという現実的な思考が大いに試されたのではないだろうか.今後,卒業研究などに充分力を発揮して頂きたい.我々スタッフとしても,今回の反省をもとに,より満足度の高い設計製作にする予定である。


競技直前集合写真


第3位(1班 遠藤,大川組)
5-56
第2位(2班 後藤,小森組)
24インチ
第1位(3班 齊藤,佐藤組)
俊輔
第4位(4班 土田,三浦(明),三浦(直組)
ロビンソン


製作および競技の様子




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