競技結果

　今年の学生数は多く16名．２名２組，３名４組の計６チームでリーグ戦方式で競技を行った．１班（天野，伊藤），2班２班（奥山，菊地），３班（小間屋，佐々木，佐藤），４班（柴田，高橋，進藤），５班（奈良，長谷川，原田），６班（藤原，三浦，渡部）のチーム構成である．コートおよびキックオフはじゃんけんで決め，２分ハーフ，1分のインターバルでトータル１５試合が行われた．試合結果は以下の通り

リーグ戦（勝ち点３点，引き分け（PK戦)１点，負け０点）

	１班	２班	３班	４班	５班	６班	勝点	得失点	順位
１班		前1:後2:勝	前3:後1:勝	前1:後1:勝	前1:後2:勝	前1:後1:勝	15	+12	1
２班	前0:後0:負		前0:後0:PK負	前0:後0:負	前0:後0:PK負	前0:後0:PK勝	3	-5	5
３班	前0:後1:負	前0:後0:PK勝		前0:後0:負	前0:後0:PK勝	前1:後0:勝	9	-3	3
４班	前1:後0:負	前0:後2:勝	前1:後0:勝		前2:後1:勝	前0:後1:勝	12	+6	2
５班	前0:後0:負	前0:後0:PK勝	前0:後0:PK負	前0:後0:負		前0:後0:負	3	-7	6
６班	前0:後0:負	前0:後0:PK負	前0:後0:負	前0:後0:負	前1:後0:勝		3	-3	4

　さて，競技の結果は，1位は勝ち点15で1班（天野，伊藤）組.2位は勝ち点12で4班（柴田，高橋，進藤）組．3位は勝ち点9で3班（小間屋，佐々木，佐藤）組である．４位は勝ち点3で6班（藤原，三浦，渡部）組,5位は勝ち点3で2班（奥山，菊地）組，6位は勝ち点3点で5班（奈良，長谷川，原田）組であった．今年は16名中，12名が電気工学科出身であったため，電気回路的なトラブルもなく無事大会が成功裏に終えることが出来た．それでも各班，大会２，３日前は工具セットを各研究室に持ち帰っての必死の突貫工事を行い，大会に間に合わせてきた．今年のロボットの完成度は総じて高く，競技会はシュートの連発で見応えのあるものとなった．
大会を振り返り，各班なかなかユニークな機構を搭載したマシーンを製作して，会場の聴衆を賑わいさせてくれた．思惑通りロボットが仕上がった班もあれば，仕上がらなかった班もあったが，今年も学生諸君の賢明ながんばりにより無事，予定通りの日程で開催することが出来た.物づくりをとおしてプロセスの大切さやものづくりの難しさや楽しさを体得できたのではないかと思う．一歩進んでは，壁にぶち当たりながら問題をクリアして前進の繰り返しであったが，如何にして問題点をクリアするかという現実的な思考が大いに試されたのではないだろうか．今後，卒業研究などに充分力を発揮して頂きたい．我々スタッフとしても，今回の反省をもとに，より満足度の高い設計製作にする予定である。