KNOPPIXのインストール
CD-ROM版KNOPPIX
雑誌の付録CD(DVD)に収録されているのを利用するのが一番簡単です。
自分でつくる場合は、KNOPPIXのisoファイルをダウンロードします(CD-ROM版)。KNOPPIX日本語版は、産業技術総合研究所(産総研)が配布している(H20.2現在のバージョンは5.1.1)ほか、教育目的として開発されているKNOPPIXEdu(H20.2現在のバージョン6.1H20.2.29現在のバージョン7)があります。
KNOPPIXEduは学習教育用として作られているので、こちらを利用するのもよいでしょう。
CDの作成
拡張子がisoのファイルを入手します。KNOPPIX日本語版の公式サイトから「KNOPPIX日本語版CD」をダウンロードします。CD版なのでファイルサイズは700MB程度あります。このファイル(isoイメージ)をCDに焼くことになるので、700MBのCD-Rを一枚用意します。
CDを作成するソフトを使ってisoファイルをトラックイメージとして焼きます。CD作成ソフトにはフリーのものもあるのでこちらを利用しても作成できます。
CDからの起動
CDが作成できたら、作成したCDからコンピュータを起動します。まず、CDをCDドライブに入れます。CDからの起動(ブート)方法はコンピュータによって異なります。
ノートPCの場合、コンピュータの電源を入れた後、Windowsの起動ロゴ画面が現れる前に「Esc」キーを押します(あるいは押しながら起動する)。起動ドライブ選択画面が現れます。
上記方法でドライブ選択画面が現れない場合は、BIOSの設定を変更します(デスクトップPCの場合も含む)。BIOSの設定は十分注意して行って下さい。最悪の場合、コンピュータが起動できなくなります。
BIOSの設定画面に入る時どのキーを押すかは起動後すぐに現れる画面で確認します(例えば、Panasonicのレッツノートは「F2」キー)。BIOS設定でファーストブートをCDドライブにして、設定を保存してBIOS画面を終了します(CDドライブに何も入っていなければ自動的にHDDから普通にWindowsが起動します)。
KNOPPIXの起動
CDからブートできたら
boot:
と入力待ちになりますので、「Enter」キーを押します(あるいは「knoppix」と入力します)。ここで「F2」キーを押すと「knoppix」の後に入力するオプションが表示されます。3Dデスクトップ環境を試してみたい場合はここで
boot:knoppix desktop=beryl
と入力します。ただし、3D環境は普通に使用する分には必要を感じません。
起動が完了するとWindowsに似た画面(KDEデスクトップ)が表示されます。
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