「ロボコン」とは
ロボットコンテスト、通称「ロボコン」は、4月末にNHKから競技課題が発表され、私たちはその競技課題に沿ったロボットを10月の地区大会に向けて製作します。
そこで活躍したロボットが12月初頭に有明アリーナで行われる全国大会に進むことができます。
詳細は高専ロボコン運営公式ページ(NHKのWebページに飛びます)
活動場所について
部室は技術教育支援センター別館にあります。
詳しくは部室の場所を見てください。
部室でロボットを動かすこともありますが、実際の大会に即した練習をするときには、体育館を借りています。
ここで、体育館の床を傷つけないようにロンリウムという敷物を使います。
このロンリウムはとても重いので、部室から体育館へ運ぶのに一苦労です。
機械班
機械班はロボットのハードウェアを作ります。
機械班はおおまかに設計班と製作班に分けることができます。
設計班
設計班は主にロボットのハードウェアの設計を行います。
設計ではロボットの構想を練ったりと、知識、技術、アイデアを必要とする役職です。
設計でロボットのおおまかな形が決まるのでとても重要な仕事ですが、その分やりがいがあります。
機械系の授業でも使用されるSolid Worksを用いて設計をします。
製作班
製作班は設計者が起こした図面をもとにロボットのパーツを作る仕事です。
製作班では、製作の基礎(けがき、ボール盤、旋盤、フライス盤)を早いうちから身につけることができます。
その上、自分達でロボットを作っていくので、ロボットが完成したときの達成感は言い表せない程のものです。
(ごめんなさい、画像の用意ができてないです。)
電気班
電気班は、主に回路の製作とプログラミングなどを行います。(班は分かれていません)
ロボットが完成すると目立たない陰の部分ではありますがロボットの頭脳とも言え、回路がなければロボットは動くことができません。
回路の制作
ロボットに搭載されるモータやエアシリンダーといった動力源をコントロールするには、回路が必要です。
ユニバーサル基板、もしくは外注のプリント基板を用いて回路を製作します。
なかでもプリント基板を用いるにはまず基板を設計する必要があり、私たちは、その設計ソフトにKiCadを用いています。
例えば、写真は、モータードライバというモータを制御する基板です。
プログラミング
ロボットを動かすためのソフトウェアを作ります。
そのソフトウェアを作るにはプログラミング言語を書くのですが、例えば、C++や高専の授業でも用いられているC言語をプログラミング言語として用います。
そして、作ったソフトウェアはマイコンと呼ばれる小型のコンピュータで動かします。
現在私たちはマイコンとして、ArduinoやNucleo、ESP32、Raspberry Piなどを使用しています。
このため、多くはC++を使いますが、PythonやJSを(プログラミング言語ではないがHTMLやCSSも)使うこともあります。
(厳密には、ArduinoはC++ではないですが…)
近年、ルールで自動ロボットが必要とされるようになり、ソフトウェアは非常に重要な部分です。
その他(運営)
ロボコンでロボットを作るには、ロボットを実際に作るだけでは不十分です。
スケジュールや部費の管理についても、学生が主体となって行います。
ここをうまくやれるかどうかも、大きく結果に影響します。