ホームページの作成 2
・1週目:HTMLタグによるHTMLファイル作成
・2週目:サーバとクライアント
・3週目:画像の表示(予定)
・4週目:テーブルとフレーム(予定)
・5週目:Webページの作成(予定)
新たに使用するソフトウェアは、作成したWebページを公開できるコンピュータ(サーバという)に送る「FTP(File Transfer Protocol)」の3つである。
「情報モラル」に関しては山本先生のホームページが詳しいのでここにリンクを貼っておく。ホームページ作成に関しては"4.2 情報発信"が大変参考となる。
ホームページを作成して公開するということは、日本のみならず世界中に情報を発信するということである。このとき、常に頭に入れておかなくてはならないことは
具体的に注意すべき点を挙げると、
1や2の誹謗中傷や個人情報についてはインターネットに限った話ではなく一般的なマナー(あるいはモラル)であるが、3の著作権に関しては非常にデリケートな問題なので十分に注意してもらいたい。
参考書籍
・福田 收:「情報倫理」(おうふう)2005年
インターネット上の情報も同じで、作成したWebページは著作物として保護される。すなわち、Webページの文章や画像等はすべて著作権者の著作物で許可なく勝手に使用することができない。
ホームページ作成から話が少しずれるが、レポート作成や卒業論文作成する際にインターネットを利用して調査する機会が多いと思う。その時、インターネットのページから文章や画像をそのままコピーペーストすることは、著作権者の権利を侵害していることになりかねない。利用する場合は引用という形で明確にし、あくまでも引用部分は"従(メインではない)"であること、出典を明示することが求められている。
参考までに、知的財産権のもう一つは、特許権、実用新案権、意匠権、商標権の工業所有権であり、これらの権利を得るためには申請、登録が必要である。
例えばWebページを見る時は次のような流れとなる。
サーバークライアントモデル
参考として、サーバーを使わずにコンピュータ同士が1対1で通信する方法もある。この通信方法はピアツーピア(Peer to PeerまたはP2P)と呼ばれ、コンピュータはそれぞれサーバーとしてもクライアントとしても機能する。社会的に問題となったWinnyのようなファイル共有ソフトもこの方式である。
http://サーバーコンピュータのネットワーク上の名前/~??????/page1.html
である(??????? にはユーザ名が入る)。
自分の転送したファイルがブラウザで表示されることを確認したら、一緒に実習している人の作成したページを、URLを聞いて閲覧してみる。タイトルバーにその人の名前が記されていることを確認する。これで自分の作成したページが学内に公開されていることが分かる。
以降はFTPでWWWサーバーに転送したファイルを閲覧して確認を行うこと。
ファイルpage3.htmlを以下の通り作成する。
作成したファイルをサーバーに転送しブラウザで表示させる。ファイルに記述した“ここをクリック”の部分が青色になっていることに注意する。また、<font>タグは文字のフォントを変更するタグでこの場合は文字の大きさを変える(サイズは1〜7までで7が一番大きい)。色を変えるには"color=Red"(Redの代わりにBlueやYellowなども指定できる)を指定することが可能である。
“ここをクリック”をクリックし、page1.htmlのページが表示されることを確認する。
次に元のページに戻る。これにはマウスの右ボタンを押したままにし、表示されるメニューの中の“戻る”を選択する。ファイルpage3.htmlに戻っていることを確認する。“ここをクリック”の文字の色が先程と異なっている点に注意する。
リンクは次のタグにより設定できる。
<a href="リンクを張るファイル">キーワード</a>
ここでは“リンクを張るファイル”として“page1.html”を、“キーワード”として“ここをクリック”としている。
リンクを張ったpage1.htmlにもpage3.htmlにリンクを張って双方のファイル間で行き来できるようにすること。
ファイルpage4.htmlを新規に作成し、本校のホームページにリンクを張るファイルを作成する。
本校のホームページのアドレスは
http://www.akita-nct.jp/
である。