秋田化学工学懇話会 会長
秋田県立大学木材高度加工研究所 教授
山 内 繁
<連絡先>
〒016-0876秋田県能代市字海詠坂11-1
秋田県立大学木材高度加工研究所
Tel: 0185-52-6985, Fax: 0185-52-6924
e-mail: sigeru(at)iwt.akita-pu.ac.jp
※ (at)は@に置き換えてください。
令和3年度から2年間、秋田化学工学懇話会の会長を務めます秋田県立大学の山内繁です。会員の皆様には、平素より本懇話会の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。現在私は、能代にある木材高度加工研究所に所属していますが、研究生活最初の10年は、無機・分析化学に関係する分野で仕事をしました。そのため、木材研究所に籍はあるものの、自分は木材を原料とした化学工学の研究者だと考えています。私の本懇話会との関りは、平成9年の第5回ケミカルエンジニアリング交流会にさかのぼります。以来、二十数年にわたり、交流会、見学会などを通して、県内の広い分野の方々との交流することができました。
秋田は農業や林業の第一次産業県であるというイメージが定着しているためか、化学工学あるいは化学工業と聞いて、秋田との関連がすぐに思い浮かぶ県民は少ないようです。しかし、第二次産業の主力として明治以後の秋田を支えてきたのは鉱工業や木材産業であり、その中で化学工学は重要な役割を担ってきました。現在も、全県に多数の優良な化学関連企業が遍在していることが、その証拠だと思います。
一方、本会は秋田大学を中心に、各教育機関との間にしっかりしたネットワークを構築し、化学工学分野の人材育成に力を入れてきました。しかし、それにも拘わらず、本会の会員数は減少傾向が続いてます。これには本県の人口減少・少子高齢化が顕著であることが影響していると考えられますが、さらにはコロナ禍によって、懇話会活動の制限が長引くことも懸念されます。会長としては、このような状況への適切な対応策を幹事会等で検討し、本懇話会活性化に努力していく覚悟でいます。会員の皆様には、まずはケミカルエンジニアリング交流会、見学会に積極的にご参加いただくことをお願いしますとともに、その際学生さんや若手社員の方もお誘いいただければと思います。会員の皆様のアイディアは本会の成長・発展にとって必須元素です。総会、交流会のときだけでなく、私または懇話会事務局に随時メール等でご連絡ください。特に賛助企業の皆様には、現場で活躍している企業人の観点から、忌憚のないご意見を頂戴したいと存じます。
最後に、秋田化学工学懇話会の活動が、これまで以上に秋田県の産業と教育、ひいては日本の化学関連産業に貢献できますよう、引き続き本会へのご協力をお願いいたしまして、会長就任の挨拶といたします。
秋田は農業や林業の第一次産業県であるというイメージが定着しているためか、化学工学あるいは化学工業と聞いて、秋田との関連がすぐに思い浮かぶ県民は少ないようです。しかし、第二次産業の主力として明治以後の秋田を支えてきたのは鉱工業や木材産業であり、その中で化学工学は重要な役割を担ってきました。現在も、全県に多数の優良な化学関連企業が遍在していることが、その証拠だと思います。
一方、本会は秋田大学を中心に、各教育機関との間にしっかりしたネットワークを構築し、化学工学分野の人材育成に力を入れてきました。しかし、それにも拘わらず、本会の会員数は減少傾向が続いてます。これには本県の人口減少・少子高齢化が顕著であることが影響していると考えられますが、さらにはコロナ禍によって、懇話会活動の制限が長引くことも懸念されます。会長としては、このような状況への適切な対応策を幹事会等で検討し、本懇話会活性化に努力していく覚悟でいます。会員の皆様には、まずはケミカルエンジニアリング交流会、見学会に積極的にご参加いただくことをお願いしますとともに、その際学生さんや若手社員の方もお誘いいただければと思います。会員の皆様のアイディアは本会の成長・発展にとって必須元素です。総会、交流会のときだけでなく、私または懇話会事務局に随時メール等でご連絡ください。特に賛助企業の皆様には、現場で活躍している企業人の観点から、忌憚のないご意見を頂戴したいと存じます。
最後に、秋田化学工学懇話会の活動が、これまで以上に秋田県の産業と教育、ひいては日本の化学関連産業に貢献できますよう、引き続き本会へのご協力をお願いいたしまして、会長就任の挨拶といたします。